このハンドブックの内容を補い、書くヒントを与えてくれる本を選んだ。それぞれの特長を図書館で確かめ、レポート・論文に役立ててほしい。
1)ことばを探す/思い出すための道具
- 大野晋十浜西正人(1981)『角川類語新辞典』角川書店
- 小内一編(2010)『てにをは辞典』三省堂
2)実用性にすぐれたレポート・論文の手引き
- 小笠原喜康(2009)『新版 大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書
- 木下是雄(1994)『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫
- 河野哲也(2002)『レポート・論文の書き方入門』慶應義塾大学出版会
- 戸田山和久(2012)『新版 論文の教室』NHKフックス
3)実用的で読み物としても薦められる論文の手引き
- ウンベルト・エーコ(谷口勇訳) (1991)『論文作法—調査・研究・執筆の技術と手順』而立書房
- 鹿島茂(2003)『勝つための論文の書き方』文春新書
- 澤田昭夫(1977)『論文の書き方』講談社学術文庫
- 清水幾太郎(1959)『論文の書き方』岩波新書
- 山内志朗(2001)『ぎりぎり合格への論文マニュアル』平凡社新書
4)日本語の書き方にかぎらず実用的な手引き
- 大串夏身(2004)『文科系学生の情報術』青弓社
- 刈谷剛彦(2002)『知的複眼思考法』講談社プラスアルファ文庫
- ジョセフ・ジバルディ(樋口昌幸訳編)(2005)『MLA英語論文の手引き』北星堂書店
- 谷岡一郎(2007)『データはウソをつく』ちくまプリマ一新書
- 外山滋比古(1986)『思考の整理学』ちくま文庫