はじめに

潮田登久子写真集『本の景色BIBLIOTECA』

潮田登久子写真集『本の景色BIBLIOTECA』より

 みなさんは大学図書館がどんな役割を果たしているか、ご存じでしょうか。大学図書館は研究や調査、学習に必要な学術情報を広く収集し、提供することで、学生が社会へ巣立ち、研究者がその研究成果を世界に発信することのサポートをしています。

 本学図書館では長い歴史の中で毎年新収資料を積み重ね、現在では120万冊もの資料を所蔵しています。近年は、電子ジャーナルや電子ブックなど資料のオンライン化も同時に進めています。また、コンソーシアム制度の充実や、他大学図書館との相互協力、国会図書館デジタル化資料送信サービスの提供などにより、本学図書館にない資料の利用の便宜も図っています。

 同時に、このような膨大な資料の中から、大学生のみなさんが自分に必要なものを探し出すことができる環境を整えることも大切な役割です。教室が研究・学習の第一歩だとすると図書館は第二の教室です。みなさんが本や雑誌論文やデジタル情報を見つけ、調査を行い、レポートや論文を書き、学ぶ場所です。本を探しているとき、レポートのための情報収集をしているとき、知りたい情報が見つからないとき、カウンターにはみなさんの問題解決を支援する図書館員がいます。

 この本は図書館員にかわって、みなさんの情報収集をサポートするツールとして使ってもらえるように作りました。いつでもどこへでも、バッグに入れて持ち歩き、ふと思いついたときに開いてもらえるように、大学生活の伴走者として、そばに置いておいてもらえればと考えました。社会へ出ても通用する情報収集力・活用力を身につけるために、この冊子を大いに活用してください。

2017年3月

明治学院大学図書館

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