OPAC検索画面には、簡易検索画面と詳細検索画面があります。
《簡易検索》 すべての検索項目から、キーワード検索ができます。
《詳細検索》 キーワード、書名、著者名、出版者やそれ以外の情報から、検索項目を限定して資料を検索できます。あらかじめ絞り込みたいときに便利です。
①特定の本をさがす
(例) 『21世紀の資本』(トマ・ピケティ)を探している
詳細検索画面に「21世紀の資本」と入れて、検索してみましょう。
ただし、『社会学概論』や『法学入門』といった書名の場合、書名だけで検索するとヒット件数が多くなりがちです。別の検索ボックスに著者名や出版社などわかっている情報を追加して絞り込みましょう。
②あるテーマ、あるキーワードに関連する本を探す
簡易検索画面に「NGO」と入れて検索してみましょう。アルファベットの場合、大文字でも小文字でも、全角でも半角でも検索結果は同じです。
もう少し絞り込みたい場合は、検索ボックスにキーワードを追加します。例えば「NGO」のうしろにスペースをあけ、「国際協力」という言葉を追加して検索してみます。
書誌情報(2章-4を参照)の書名、著者名、出版者、件名、内容注記のいずれかに「NGO」と「国際協力」の2つのキーワードが含まれる資料の一覧が表示された状態です。画面右側の「絞り込み」で所蔵館、データ種別(図書、雑誌、AV資料、電子ブック・ジャーナル)や出版年などで絞り込むこともできます。
100件程度であれば、絞り込みをする前に、ヒットした検索結果を丁寧にひとつずつ見て選んでいくのもおすすめです。
③検索結果から本の入手まで
画面の上半分が書誌詳細情報、下半分が所蔵情報になります。これで、資料がどこにあるかわかります。
この本の場合、白金図書館と横浜図書館で一冊ずつ所蔵しており、白金では4階閲覧室の請求記号016.28:Sの場所に並んでいる、ということがわかります。「状態」が空白の場合は「書架にある」ことを意味しますので、自分で配架場所へ取りに行きます。その本を書架で見つけるためには「配架場所」と「請求記号」が必要です。メモするか、結果表示の「請求メモ」のアイコンをクリックすると「請求メモ」がプリントされますので、それを持って書架に探しに行きましょう。(配架場所ごとの入手の仕方は、7章-3を参照)
④本の並び方
この分類番号と著者記号をあわせて請求記号とよび、その順に書架に配架しています。それによって同じ主題を持つ資料が一カ所に集まるようになっています。一般図書のほかに、参考図書、文庫・新書コーナー、企画展示コーナー等に分け、それぞれのコーナーで請求記号順に並べています。
▼請求記号と図書ラベルの見方
▼書架における図書の並び方