取材日:2023/5/2
▽国際学部に入った理由は何ですか?
主に英語に興味があったからです。英語が話せるようになりたいこと、外国人とコミュニケーションが取れるようになりたいことに加え、海外に行くことが好きだったため、漠然と国際学部に興味がありました。高校3年生の際に、国際問題や海外の文化、政治に興味を持つようになり、外国語をメインに学ぶ学部ではなく、社会問題や国際問題を学ぶことのできる国際学部に入学しようと思いました。
▽沢山の留学生と交流している今村さんですが、入学前から留学生と積極的に関わりたいと思っていましたか?
大学に入学する前は明治学院大学にどの国からどのくらいの数の留学生が来ているか知らず、ここまで多国籍で数多くの交換留学生が来るとは思いませんでした。入学前は内向的な性格だったため、友人ができるか不安のほうが大きかったです。
▽どうやって留学生と仲良くなりましたか?どのようなことを心がけていますか?
勇気を出して自分から話しかけることを意識しています。横浜校舎8号館のインターナショナルラウンジには沢山の留学生がいるため、お昼休みや空き時間に自分から声をかけてみて、友達の輪を広げています。話しかける際には英語や国際交流に興味があることを伝え、コミュニケーションを取っています。自分の英語力に自信を持つことができるようになったからこそ積極的に話しかけられるようになりました。
▽力を入れている活動は何ですか?
ESSの活動です。ESSとはEnglish Speaking Societyの略で、英語のコミュニケーション力や英会話に重きを置いて活動しているサークルです。主に、英語でディスカッションやゲーム、スピーチをしています。他にもスポーツイベントや遠足に行くなどアットホームなサークルです。
その中でも私はスピーチセクションの代表として活動しています。1年生からこのサークルに所属していましたが、活動内容に改善の余地があると感じていたため、自分が3年生になった今、より活動に力を入れていきたいと考えています。みんなに英語を話すことの楽しさを知ってほしいです。
また、日本人と留学生にもっと仲良くなってほしいため、ESSに留学生を招待し、国際交流の場を作りたいと考えています。交流の場の実現に向けて計画が進んでいます。
▽あなたにとって国際学部とは何ですか?
一言でいうと、自分の居場所です。国際学部は教授との距離が近く、生徒は多様性への理解・関心があり、学習に熱心な人が多いため、自分自身のモチベーションも高めることができます。
▽浪岡ゼミ所属した理由は何ですか?
浪岡ゼミではフランスにおけるイスラームや移民が排除されている差別に焦点を置いて学んでいます。1年生の際に受講した平和研究の基礎や2年生の際に平和学を受講し、差別やみんなが気持ちよく生きていける社会を作るというようなトピックに興味を持ちました。浪岡先生のゼミが自分に一番合っていると思い、浪岡ゼミに入ることを決めました。
▽浪岡先生へのメッセージ
浪岡先生には感謝しています。毎回のゼミで学ぶことが沢山あり、同時に自分の足りていない部分に気づくことができます。フランスに校外実習に行った際に、浪岡先生のフランス語の堪能さに感銘を受け、言語を学ぶ上でのモチベーションになりました。自分もいつか学術的なことも議論できるレベルの語学力を身に着けていきたいです。
▽後輩・一歩踏み出せない人へのメッセージはありますか?
何か一歩踏み出す時に、緊張し、怖くなるのは当たり前です。怖かったとしてもとりあえず行動してみることが大切だと思います。行動せずに後悔するのが一番悔しいですし、後で後悔するのは結局自分です。勇気を振り絞ってみることが一番大切なことだと思います。
▽最後に何かありますか?
最近個人的にトレーニングをしています。どうしても勇気が出ないときは日を浴びて散歩をしたり、走ったり、筋トレをしたりすることで一歩踏み出す自信につながっていくと思います。
〇今村優斗
2021年明治学院大学国際学部国際学科入学。
ESSスピーチセクション代表。
2022年秋学期から浪岡ゼミに所属。