【私にとっての国際学部】21KC 堀切春菜さん

取材日:2023/5/15

▽なぜ国際学部に入ろうと思ったのですか?

 留学から帰ってきて海外留学を経験した人向けの塾に通い始めました。その塾で全ての授業を英語で行う国際学部国際キャリア学科のことを知りました。さらに、国際学部の留学プログラムの中にアメリカディズニーのインターンシップのプログラムがあることを知り、とても魅力的に感じたため入学しようと決めました。

 

▽国際キャリア学科がどのような学科か知らない人もいると思うので、説明をお願いします。

 国際キャリア学科とは授業全てを英語で行う少人数の学科で、授業スタイルはディスカッションやプレゼンテーションをベースとし、様々な分野を学ぶことができます。外国人や帰国子女、海外長期留学経験者が多く在籍しています。

 2000字英語で論述するレポート課題などもあり、時間がかかり大変な時もありますが、英語が好きで入学前から英語が得意だったからこそ、ここまで頑張ることができたと思います。

 

▽留学はいつ、どこに、どのくらいの期間行っていたのですか?

 高校1年生の夏から高校2年生の夏までの1年間カナダに留学に行きました。中高一貫校出身で、私たちの代が一期生だったため、規則があまりなく、友人が留学に行くと言っていたため、外部の会社を通じて留学に行くことを決めました。

 

▽留学に行く前から英語は得意でしたか?

 私は何年か公文に通っていたため、ある程度のレベルの英語はできていました。英語自体は得意だったのですが、スピーキングは苦手でした。留学に行き、スピーキング力が圧倒的に伸びました。

 

▽英語が好きになったきっかけは何ですか?

 英語は幼少期から好きで、そのきっかけはディズニーです。小学生の頃に、『アナと雪の女王』の映画を初めて英語版で視聴した際に、何を言っているのか知りたいと強く思い、英語に興味を持ちました。

 

2022年秋にイギリスのマンチェスターで開催されたOne Young Worldの日本代表に選出された堀切さん。

・One Young World 2022ホームぺージ:The One Young World Manchester 2022, 5-8 September | One Young World

・2022年度イギリスのマンチェスターで開催された際の動画:#OYW2022 Manchester Summit Highlights | One Young World – YouTube

 

▽どのような経緯でOne Young Worldに参加することになったのですか?

 私は2023年3月末まで英語を使う学童で働いていました。ある日スタッフのバックヤードに行くとOne Young Worldの参加者を募っているポスターが貼ってあり、面接などの選考で合格した人は参加費が全額免除と書かれていました。折角なら挑戦してみようという気持ちが勝り、応募を決めました。もともとは東京で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で東京での開催が難しくなり、イギリスのマンチェスターで開催されることになりました。

 

▽One Young Worldとはそもそも何ですか?

 One Young Worldは次世代リーダーのためのグローバル・フォーラムで、世界各国から、あらゆる分野で最も活躍する次世代リーダーが一堂に会し、世界の多くの課題解決に挑んでいくサミットです。毎年1回190カ国以上の代表者が集まり、 産業界、政界、その他社会活動における リーダーらと対⾯し 、実際にアクションを起こして 課題解決をするための議論を⾏います。

 私は日本のアサヒビールの社長など著名人や活動家、さらにスポンサーであるIKEAなど企業のプレゼンテーションを聞いてきました。プレゼンテーションだけではなくディスカッションの場もあり、私は農業と教育のディスカッションに参加しました。持続可能な農業とは何か、自国の農業はどのような状況か、各国の代表者と話し合いました。私は日本における農業のイメージとして、誰もが就きたい職業ではない、高齢者が多い、といった例を挙げました。他の国の代表者からも同じような言葉が聞こえてきました。私たちが暮らしていく上で、農業は欠かせないものであるにも関わらず、あまり感謝されていない現状があります。持続可能な農業というよりも、そもそも農業の重要性を人々が再確認する必要があり、この現状が良くないという結論に至りました。

 これらのディスカッションは全て英語で行われたため、改めて英語ができることによって視野が広がることを実感しました。大学の授業で日々英語を使っているため、それが活かされた場面だと感じました。

 

▽あなたにとっての国際学部を教えてください。

 私にとって国際学部は、自分の行動次第で様々なことに挑戦できる場所です。国際キャリア学科だけではなく、国際学科にも沢山の学生がおり、最近は留学生も増えてきました。自分で行動すれば友人の幅も活動の幅も広げることができます。

 

▽将来の夢はありますか?

 将来の夢は明確には決まっていませんが、英語を使い海外で働くことを経験してみたいです。来月にはバイリンガル用の就職活動イベントに参加し、就職活動も頑張っていきたいです。

 

▽在学生にメッセージをお願いします。

 自ら何事にも挑戦してみた方が良いと思います。一回頭で考えてしまうと行動しづらくなってしまうため、少しでも興味関心があるならばとりあえず行動してみることが大切だと思います。私自身もOne Young Worldの張り紙を見て、迷うことなく応募を決めました。「やってみませんか?」の一言に対し、とりあえず「はい」と答えてみることで何か新しい出会いや新しい経験を得られるかもしれません。挑戦し、行動を起こすことが大切です。

 

 最後に、私はディズニーが大好きなので、もしディズニー好きの方がいたら、ぜひキャンパスで声をかけてください!

 

〇堀切春菜

開智日本橋学園中学高等学校出身。

2021年明治学院大学国際キャリア学科入学。

2022年9月にOne Young Worldに参加。

                                    

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