YISAゼミ合宿補助活動報告 林ゼミ

YISAでは国際学部のゼミ合宿への補助を行っております。

以下、2019年2月に行われた林公則ゼミ、ゼミ合宿の報告です。

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17ks  嶋さん

合宿内容;

福島県で、原発に依存しない安全で持続可能な社会づくりと地域の自立を目指して設立した会津電力株式会社と飯舘電力株式会社の見学をした。

一日目の会津電力では、社員の方々に会社で運営している太陽光発電所や小水力発電所を案内してもらい、その持続可能性や資金調達の方法、地域としてのエネルギーの自立についていろいろなお話をしていただいた。

二日目の飯舘電力では、原発事故によって大きな被害を受けた村を実際に案内していただき、村で持続可能な農業に取り組んでいらっしゃる方々のお話も聞いた。

持続可能なエネルギーや農業の最先端の技術がそこにはあり、しかしながら放射能の影響でなかなか復興が進まない現状をみた。

今回の合宿で得たこと;

未だに再生可能エネルギーの比率が少ない日本だが、今回の合宿で再エネがとても実現しやすいものになっていることを学んだ。

太陽光パネルのコストも下がってきているし、消費者に初期投資を負担させないプランを導入する電力会社も増えているらしい。

昨今の地球温暖化問題や原発事故問題をみると、やはり持続可能で安全なエネルギーを使わない手はないと感じた。

また、原発事故で大きな被害を受けた福島県への合宿だったため、放射線被害がいかに長期的で甚大なものであるかを思い知らされた。

神奈川県で生活している私は、最近ではテレビなどでも福島のことを取り上げなくなってきているため少しは復興しているのかと思っていたが、実際にはやっと復興のために動き出したくらいだというお話を聞いて驚いた。

飯舘村内には、除染したものの行き場のない数多くのフレコンバックが未だに残っており、異様な光景だった。

飯舘電力の千葉さんは、「今は復興に向けて再エネや持続可能な農業など頑張っているが、この村に若い人や子どもが帰ってくることはないだろう」、「私はいずれ飯舘村は廃村になるだろうと思っている」と話しており、原発事故の罪の重さを感じた。

この合宿を通して、日本が今のままのエネルギー政策を続けていったら、暗い未来しか見えない、明るい未来に向けて、再エネや持続可能な地域・社会づくりをしていく必要がおおいにあるということを学んだ。

今、頑張ってそれを進めている会津電力や飯舘電力を見習って、自分の身の回りでも広めていきたい。

16ks 清水さん

合宿内容; 

市民がつくった電力会社2つ(会津電力・飯舘電力)を視察した。

電力会社の事業内容に加え、飯舘村に関しては除染の現状と帰村政策についてお話を伺うことができた。

村に移住してきたNPOふくしま再生の会の理事を務める田尾さんが、飯舘村は超高齢化社会、再生エネルギー、農業などの分野に関して限定された状況の中で様々な事業に、挑戦しているという点で、日本の最先端だと指摘されていた。

今回の合宿で得たこと;

飯舘村の住居人数は、全村避難から6年経過した現在、福島の原発事故以前の5000 人を大きく下回る515人程で、復興はこれからだということがわかった。

住居人数の内20歳未満が3人とのことで地域活性化を担う若者の存在が絶対的に欠けていると感じた。