海津亜希子
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東京都生まれ。
明治学院大学 心理学部 教育発達学科 教授。
専門はLD(学習障害)。アセスメント,学習指導。
日本LD学会理事長、日本特殊教育学会代議員,日本発達障害学会評議員,日本教育心理学会会員。
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科 学校教育学専攻 教育方法論講座修了。
学位は博士(教育学)。特別支援教育士スーパーバイザー,臨床心理士,学校心理士。
文部科学省在外研究員テキサス大学オースティン校客員研究員(2005年3~11月)。
文部科学省「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」協力者会議特別協力者。
東京都教育委員会「発達障害のある児童・生徒の指導方法の研究・開発事業」検討委員会委員。
第1回日本LD学会研究奨励賞受賞。第22回日本特殊教育学会研究奨励賞受賞。
日本LD学会学会発表奨励賞理事長特別賞受賞。
<研究助成>
海津亜希子代表:通常学級における子ども・教師を包含する多層指導モデル実現への地域協働支援.
平成29~31年度JSPS科学研究費補助金(基盤研究(A)) .
海津亜希子代表:多層指導モデルによる学習困難への地域ワイドな予防的支援に関する汎用性と効果持続性.
平成25~28年度JSPS科学研究費補助金(基盤研究(B)) .
海津亜希子代表:通常学級のLD等へ科学的根拠のある指導提供をめざした多層指導モデル汎用化の構築.
平成22~24年度JSPS科学研究費補助金(若手研究(A)).
海津亜希子代表:通常の学級における学習につまずきのある子どもへの多層指導モデル(MIM)開発に関する研究.平成18~20年度JSPS科学研究費補助金(若手研究(A)).
<主要論文>
海津亜希子(2016). 算数につまずく可能性のある児童の早期把握-MIM-PM算数版の開発-教育心理学研究,64(2),241-255.
海津亜希子(2012). 読みの流暢性に関する発達的検討:Multilayer Instruction Model-Progress Monitoring(MIM-PM)を用いて LD研究,21(2),238-250.
海津亜希子・田沼実畝・平木こゆみ(2009). 特殊音節の読みに顕著なつまずきのある1年生への集中的指導:通常の学級でのMIMを通じて 特殊教育学研究,47(1),1-12.
海津亜希子・田沼実畝・平木こゆみ・伊藤由美・Sharon Vaughn(2008). 通常の学級における多層指導モデル(MIM) の効果:小学1年生に対する特殊音節表記の読み書きの指導を通じて 教育心理学研究,56,534-547.
海津亜希子・平木こゆみ・田沼実畝・伊藤由美・Sharon Vaughn(2008). 読みにつまずく危険性のある子どもに対する早期把握・早期支援の可能性:Multilayer Instruction Model-Progress Monitoringの開発 LD研究,17(3),341-353.
<主要著書>
海津亜希子(2017).個別の指導計画作成と評価ハンドブック.学研
海津亜希子・杉本陽子(2016).多層指導モデルMIM-アセスメントと連動した効果的な読みの指導-.学研プラス
海津亜希子(2010). 多層指導モデルMIM読みのアセスメント・指導パッケージ:つまずきのある読みを流暢な読みへ 学研教育みらい
上野一彦・篁倫子・海津亜希子(2008). LDI-R(Learning Disabilities Inventory-Revised: LD判断のための調査票 日本文化科学社
海津亜希子(2007). 個別の指導計画作成ハンドブック:LD等,学習のつまずきへのハイクオリティーな支援- 日本文化科学社
上野一彦・海津亜希子・服部美佳子(2005). 軽度発達障害の心理アセスメント 日本文化科学社